お役立ちコラム
2019.10.11
| 就活お役立ち情報基本給って?歯科衛生士さんの給与内訳
あなたは求人情報の給与欄を見るときに、給与内訳まで細かくチェックしていますか?
歯科衛生士として働いたお給料のうち、いくらが控除されていくらが手元に残るのか把握されていますか?
基本給とは
基本給とは、残業手当や住宅手当などの各種手当を含まないお給料のことです。年齢や勤続年数、技能などを基準に決定されるものであり、その医院なりの基準となる独自の「基本給表」があります。
月給が同じでも・・?
月給とは、基本給に職務手当、皆勤手当、資格手当を足したものを指します。また月給に残業代や通勤交通費、賞与、臨時ボーナスなどを足した額を総支給額と言います。
残業代は基本給をベースとして、時間外労働分の給与を計算しますので、総支給額が同じでも、基本給が低いとその分残業代も低くなります。
また、賞与や退職金などの計算も基本給から算出する場合が多く、総支給額が同じでも基本給が高いほど、割高になります。
月給が22万円の新卒A子さんと新卒B子さんで例えてみましょう。(賞与は基本給の計2ヵ月分を支給)
A子さんの給与内訳
基本給18万円
資格手当3万円
皆勤手当1万円
食事手当3千円
(計22万3千円)
賞与=基本給18万円×2ヵ月分=36万円/年間
B子さんの給与内訳
基本給22万円
食事手当3千円
(計22万3千円)
賞与=基本給22万円×2ヵ月分=44万円/年間
いかがですか?
2人は月給が同じでも、A子さんの方が賞与が年間8万円も高く支給されます。
賞与は月給ではなく基本給をベースに計算する医院が多いですが、月給をベースに算出する医院もありますので、気になる場合は調べてみましょう。