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お役立ちコラム

2020.11.26

| 歯科衛生士について

歯科衛生士のお仕事は大変!?理想と現実は・・

皆さんはどうして歯科衛生士を目指されたのでしょうか?

自分の技術とスキルで患者さんをサポートしたい、患者さんを笑顔にしたい、達成感や充実感を得たい、資格を活かして手に職を得たい、バリバリ働いてしっかり稼ぎたい・・などなど、人それぞれ理想や目標を持って歯科衛生士という職業を選んだのだと思います。

しかし実際に歯科衛生士として働くと現実は違うこともたくさんあると思います。

人間関係がつらい、院長先生がワンマンで合わない、女性社会、体力的にきつい、予想していたより給料が低いなど職場環境によって人それぞれお悩みを持っているのではないでしょうか?

今回は歯科衛生士さんのお仕事によくある理想と現実について深掘りしたいと思います。

歯科衛生士のお仕事の魅力とは?

安定した職業で働きやすい

歯科衛生士は国家資格のため、他業種に比べてスキルさえ伴えば年齢を問わず長く働けます。一度資格さえ取得し経験を積んでおけば、出産し子育てで一時的に退職していたとしても、他業種と比べて比較的復帰しやすいのはかなりの魅力ではないでしょうか。

また、歯科医院はいまやコンビニの数より多いと言われています。家の近所からそう遠くない範囲で職場を探せることも他の業種にはない魅力だと思います。家の近所からの距離次第で徒歩・自転車・車で通勤することが出来るので、ストレスフルな満員電車に乗る必要もありません。

例えば結婚して相手のお仕事の都合で転勤などした場合、歯科衛生士という資格を持っていれば一緒に引っ越しをしたとしても、歯科衛生士だと他業種と比べると働き口が多いのでそこまで困ることもないのではないのでしょうか。

また、超高齢化社会の日本において訪問歯科医療における需要も急増しています。歯の健康=生涯健康というイメージも最近では定着しているため歯科衛生士としての働き方は多岐に渡って求められてくると思われます。

パートタイムで働くとしても、歯科衛生士さんの場合、他の業種よりも時給が比較的高く時間の融通もききます。求人情報で「平日の午前中だけ」「週2・3日だけ」など働きやすい条件を提示している歯科医院も多くあります。ですので、それぞれのライフスタイルに合わせて働いている歯科衛生士さんも多いのではないでしょうか?

やりがいを感じられる場面が多い

歯科衛生士さんは患者さんと直接やりとりをするお仕事です。歯科医の先生よりもより長く患者さんと接する立場だと思います。患者さんのお口の健康を直接サポートすることがメインのお仕事なので、患者さんから直接感謝される機会があるのは大きなポイントだと思います。また、年齢問わず幅広い層の患者さんと近い距離接することも他の業種にはなかなか無いと思います。

歯科衛生士は歯科助手とは違い、直接患者さんの口腔内を処置できるため、より深い信頼関係を築きやすいです。もちろん歯科助手も大切な職業ですが、歯科衛生士にしかできない業務も多いのは事実であり、それがやりがいになる場合も多いでしょう。

歯科衛生士のお仕事の大変なところとは?

体力的に決して楽なお仕事ではない

歯科衛生士は一日中スケーリングや診療補助で診療内を立ったり座ったりウロウロ歩いたり腕を動かしたり決して肉体的に楽なお仕事ではありません。また、細かい作業で目を酷使したり作業で姿勢をじっと止めるために腰を緊張させたりすることもあります。じっと座っている事務作業ではないので、1週間も勤務するとかなり肉体的に消耗されるかと思います。年齢を重ねるほど、なかなか疲れもとれにくいかと思います。

精神的にも色々と気を遣うお仕事である

歯科医院には様々な患者さんが来られます。小さな子供、中年男性、高齢のおばぁちゃん・・様々な事情で歯科医院に来られています。歯科衛生士は医療従事者でもありますが、接客業・サービス業という意識をお持ちの歯科衛生士さんも多いのでは無いでしょうか。というのも、なかにはクレームをつけてくる患者さんや怒る患者さんも時々いらっしゃいます。単なるクレーマーならこちらに非はありませんが、やはりこちらの対応一つで大ごとになる場合もあります。

また、歯科医院は院長先生がトップですので院長先生のやり方や運営方針などがひどい場合はなかなか働く環境は良くなりません。また、歯科衛生士や歯科助手さんは女性が多いので自然と職場は女性社会になっていきます。女性社会ならではの人間関係の悩みなど、仕事とは関係ないことで嫌な思いをする可能性もあります。

休めない

体調を崩した場合など、急なお休みをなかなかとりにくい職業ではあると思います。自分が休むことによってスタッフの数が減り、職場や患者さんに迷惑をかけてしまう可能性があります。出産した場合は子供が急に熱を出してしまった場合は歯科医院のスタッフ同士で支え合うなどのサポート体制をとっている歯科医院も多くあるそうです。

給料が高くない

歯科衛生士の平均月給は25万円、年収370万円程度と言われており、給与相場は低くはありません。ただ、歯科医院も個人経営のためケースバイケースです。大きな歯科医院では水準が高くても、小さな個人医院では低い場合もあります。また、残業代がつかない・ボーナスが少ないなど、歯科医院によって待遇は様々です。勤務する歯科医院によって働きやすさや待遇が大きく変わってくるのも歯科衛生士ならではの悩みではないでしょうか。

いかがでしたか?
歯科衛生士のお仕事もなかなか大変で厳しい面が多々あります。
しかし、やりがいも多く安定しているため働きやすいお仕事なのではないでしょうか?
メリットとデメリットを冷静に比較して、自分に合ったお仕事を見極めることも大切になってくると思います。

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