お役立ちコラム
2019.04.24
歯科衛生士の退職手続き書類
退職や転職を検討している歯科衛生士の方は少なくありません。
退職手続きは提出書類も様々で、手続きも複雑です。でも…
今回はそんな方のために、転職の一連の流れに沿って必要な書類をご説明します。
STEP1.退職の申し出
退職者が増えるシーズンは、一般的に年末の12月と年度末の3月。歯科業界は3月、6月、11月も繁忙期と言われていますが、状況を見て申し出のタイミングを計画しましょう。
退職の意思表示のタイミングは、就業規則により異なるので、自社規則を確認したうえで「退職日の1〜3カ月前」に伝えましょう。
「今後のことでお話しがあります。お時間を頂けないでしょうか?」この様に口頭で伝え、アポをとりましょう。
「会社や上司への不満や批判」を直球で退職理由として伝えるのは厳禁です。
狭い歯科業界。転職後のトラブルを避け円満退職を目指すためにも、まずは院長や医院に感謝の気持ちを表現し、「お世話になったのですが…」と述べ、丁寧に退職の意思を伝えましょう。
退職理由として「今後この分野で、こんな仕事をしていきたい」という気持ちを正直に伝えつつ、退職の時期は「○月までに退職を考えています」と院長に相談するような表現で伝えるのがベストでしょう。
STEP2.退職届の提出
院長への申し出が終わり、退職日も決定したら、退職届を提出しましょう。
退職願を提出する時期は、退職日の1カ月前から遅くとも2週間前までに「宜しくお願いします。」と院長に手渡しましょう。
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「歯科衛生士さんの退職届の書き方」
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STEP3.退職時に受け取る書類
雇用保険に加入した際に発行される証明書。
多くの場合、紛失しないように会社で保管します。転職時の入社手続きでこの証明書の提出が必要となります。
会社に預けている場合は返却してもらいましょう
退職後、すぐに就職せずに国民健康保険に加入する場合などに必要です。
退職後、失業給付を受給するための書類
(退職後3ヶ月以上空く人)
次の勤務が決まっている人は不要です。
勤務先から自宅に郵送されるのが一般的です。
退職後、1ヶ月以内に発行されます。
年内に転職された方は、転職先に提出します。
退職金を受給する場合、退職後1ヶ月以内に発行されます。
再就職先で提出を求められた時、作成を請求します。
いかがでしたか?
「あの書類をもらい忘れた!」と退職した後になって前の職場に依頼するのは気まずいですよね。
在籍中に担当者に書類の依頼を忘れないようにしましょう。
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