お役立ちコラム
2019.06.24
| 歯科衛生士のスキルアップ挨拶は好感度をつくる一番の近道
あなたは「挨拶」について深く考えたことがありますか?
「たかが挨拶・・」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし挨拶をあなどるべからず。
心理学の面から見ても、挨拶が人間関係に大変な効力を発揮しています。
挨拶とは?
表札のようなもの
世の中には様々な人がいます。
同じ国であっても、生まれ育った環境や思考は多種多様。
うなるほど多種多様な人間がこの社会の中で交差し合いながら日々共存しています。
そんな危険な社会の中で、挨拶は
「私はあなたに危害を与えません」
と相手に伝える行為なのです。
「私は安全で無害な人間です」と周囲に示す、言わば目には見えない表札の様なものではないでしょうか。
相手の警戒や敵意を消す効果がある
犯罪者がつかまったときに、
「まさか犯人だったなんて。ちゃんと挨拶をしてくれる良い人だったのに。」
という声をテレビで聞く時があります。
それほど挨拶の威力は大きいということですよね。
しかし、裏を返せば挨拶さえきちんと出来れば、トークが得意でなくても、何か特技や知識がなくても、それだけで「きちんとした人」という認識を周囲は持つのです。
相手の承認欲求を満たす効果も
承認欲求とは、「他者に認められたい」と思う気持ちのこと。
自分の存在理由や存在価値を確かめたい、という願望を誰もが心の奥で抱いているのではないでしょうか。
相手の承認欲求を満たす、一番簡単な方法が挨拶です。
「私はここにいます。
あなたもここに存在していますね。
お互いの人間関係に前向きです。」
挨拶には暗にこの様な意味が含まれているのではないでしょうか。
逆に考えれば、挨拶をしない人に対しては「この人の中では自分は存在しないんだな」と悪い印象を与えてしまいます。
挨拶をすることによって、相手は自分の存在を認めてもらい、その相手に話しやすい雰囲気が出来るのです。
苦手な人にも挨拶を続ける?
挨拶は続けたもの勝ち
挨拶は、人間関係という歯車がうまく回転するための言わば「潤滑油」。
錆びて動かなくならないよう、また、物事が円滑に進むようオイルを注ぎましょう。
しかしあなたが挨拶した時に、無視をされたらどうしますか?
自分の行為を無碍にされ、傷つきますか?
全く傷つく必要はありません。
挨拶は自分の人格を表現する行為。相手の反応は無くても結構です。
むしろ他人を無視するような意地悪い人間なんだ、ということを周りに示しているようなものです。
そしてそういうタイプほど、こちらが挨拶をやめると、陰で文句を言ったり怒ったりする人が多いので厄介です。
挨拶は割り切ってしましょう!もし挨拶を無視されたら、「この人は動物なんだな」と思いましょう!
歯科衛生士さんが使える挨拶テクニック
挨拶に患者さんの名前を添える
ネームコーリングという言葉をご存じですか?
会話の中で何度も自分の名前を呼ばれると、その相手に好意を持つという心理テクニックです。
そう、患者さんの名前をよく呼ぶこと。これだけで好感度が上がるのです。
「〇〇さん、こんにちは。」
「またお待ちしていますね、〇〇さん」
「痛かったら教えてくださいね、〇〇さん」
確かに、自分の名前を呼ばれたらちょっと嬉しいですよね。
普段、患者さんとのトークが苦手な歯科衛生士さんでもすぐできる、簡単なテクニックですので是非試してみてくださいね。
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