お役立ちコラム
2019.01.09
| 就活お役立ち情報歯科衛生士の履歴書の書き方【~封筒と渡し方~】
皆さんが一生懸命考え、頑張って作成した履歴書や職務経歴書。
しかし些細なミスで採用側に悪い印象を与えてしまっては勿体ないですよね。
最終確認はしっかりと丁寧に、「自分は大丈夫!」と過信せずに1つ1つ行いましょう!
最終確認は念入りに
履歴書や職務経歴書は相手方に対して自分自身をPRする大切な書類となります。
それらに記載されている情報からあなたを判断し、面接でそれを確認します。
その後も人事データとして保管されるため、内容に不備等の記載があれば、その後問題となる可能性もあります。
ですので履歴書などの提出書類は、最終確認を丁寧に行うことがとても大切です。
①
・誤字…漢字や数字は間違っていませんか?
・脱字…文字の書き忘れはありませんか?
・略字…「高等学校」を「高校」などと略して記載していませんか?
・修正液や修正テープは使用不可です。
②
・日付は西暦と和暦が統一して記載しましょう。
・履歴書の枠に合わせてバランスよく文字を記載し、大きな空白スペースが目立たないよう気を付けましょう。
③
・面接準備のために、書類のコピーは必ず1部とりましょう。
・汚れ、擦れ、折れの無い綺麗な書類を提出しましょう。
封筒は必ず準備しましょう
丁寧に書いたラブレターをそのまま手紙だけ渡さないですよね?
同様に、あなたの大切な応募書類をそのままの状態で相手に渡すことは論外です。
必ず書類はクリアファイルにはさみ封筒へ入れてお渡しします。
ここでは封筒について解説します。
封筒の選び方
・色は白色
・サイズは角形A4号か角形2号
封筒と言っても様々なサイズ・色があり、何を使用していいか迷われるかと思います。まず色は茶色ではなく白色を選びましょう。茶色は事務的な用途で使用する場合に使用するので、履歴書などの大切な書類をお渡しするのが一般的なマナーです。大切な応募書類ですので、折らずに入るサイズの封筒を選びましょう。一般的にはA4用サイズ(角2号)を使用することが多いです。
封筒の書き方
・表面には「履歴書在中」と朱記
・裏面には「提出年月日」「住所」「名前」を記載
履歴書等の応募書類を直接持参する場合は、宛名の記載や添え状は必要ありません。ただ、何の書類が入っているのかが分かりやすいように表面には「履歴書在中」と赤いペンで記載しましょう。また裏面には応募書類の提出年月日、住所、名前を記載することで、採用側は誰の履歴書が入っているのかが分かりやすくなります。
書類の入れ方
・クリアファイルに必ず入れてから封筒へ
・履歴書→職務経歴書→その他書類
・直接手渡しの場合は封をしない
履歴書などの応募書類はむきだしのまま封筒に入れずに、必ずクリアファイルにはさんでから入れましょう。もしむきだしのままで入れてしまうと、書類が折れてしまう場合があります。入れる順番は下の図の通り、履歴書→職務経歴書→その他書類の順番に重ねましょう。ま
た、面接時に応募書類をその場で出す場合がありますので封筒に封はせず持参しましょう。
封筒自体も汚れがつかないように
封筒を鞄に入れて持参していく際に、もしかしたら折れてしまう場合があります。また、白い封筒なので汚れがつくと目立ってしまいます。ですので、さらにクリアファイルで封筒をはさんで鞄に入れておくと安心ですよね!
たかが封筒と思うかもしれませんが、細かい技術や丁寧さを求められる歯科衛生士さんの採用だからこそ、人事担当者は細部までチェックしている可能性もあります。自分の大切な書類を雑に扱う人が、患者さんの歯を大切に扱うでしょうか?ほんの少しの手間ですが、相手方に「この人は信頼できるな。」という印象を与える機会ですので、念には念を入れて準備しましょう。
履歴書の渡し方
面接で渡す場合
・出しやすい様、鞄はスッキリさせておく
・面接者に指示されたタイミングで
・書類を封筒から出して重ねる
・向きは面接者の読みやすい方向で
・「こちらが私の履歴書になります。どうぞ宜しくお願い致します。」と一言添え、一礼して両手で渡す。
面接では緊張して焦ってしまいまいますよね。履歴書の提出を求められた時にさっと取り出せるように鞄の中はスッキリ見やすい状態にしておきましょう。そして履歴書を渡すタイミングは、面接者から「履歴書を預かります」等の指示があったら提出しましょう。もしそのような指示が無ければ、「履歴書をお渡ししても宜しいでしょうか?」と確認すれば大丈夫です。
渡すときは、書類をはさんだクリアファイルを封筒の上に重ねて面接者の読みやすい方向へ向けます。そして「こちらが私の履歴書になります。どうぞ宜しくお願い致します。」と一礼お辞儀をして両手で渡すと好印象です。
受付で渡す場合
・封筒ごと渡す
・相手が読みやすい方向で渡す
・「よろしくお願いします。」と一言添え、一礼して両手で渡す。
受付で履歴書の提出を求められた場合、書類は封筒から出さずにそのまま提出しましょう。面接で持参する場合と同様に、受取者が読みやすい向きで封筒を差し出し、「宜しくお願いします。」と相手の目を見ながら挨拶し、一礼してから両手で封筒を渡しましょう。それだけで丁寧な印象を与えるので、焦らずに1つ1つ落ち着いて行うと良いでしょう。
第一回 履歴書を書く前に
第二回 基本情報欄の書き方
第三回 学歴・職歴欄のポイント
第四回 賞罰について
第五回 免許・資格はどう書くの?
第六回 あなただけの自己PR・志望動機を書こう
第七回 最終確認と封筒の書き方
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